Posted by ambest in Uncategorized, 手洗いと洗面 | 0 Comments
ウォシュレットの手洗付き/止水栓付の機能が節水できない!
世界中を見ても、手洗い/止水栓付きウォシュレットが普及しているのは日本だけであり、便座タンクの上に小さな洗面台が設置され、水栓が水を流し出すとよく見られる。
便座洗浄用の水で先に手を洗い、タンクに流し込むと本当にスマートで思いやりのあるデザインであるが、日本最大のブランドTOTOはそんな設計の商品が少数である、逆に小さなブランドが多数となり、原因は何か?
実際に設置、使用したら、問題が多いと思われる。
節水の原始コンセプトから言うと、便座洗浄のために水は6リットル必要であるが、タンクの水栓が小さい、水量が少ないので、一回20~30秒流しても、総 水量が少ない、0.5リットルもないのである。しかし、手を洗浄する前に水が止められるともう一回洗浄しなくてはいけないため、節約の効果は期待できなく なる。
製造の角度から見ると、TOTOは便座上のタンクで手を洗浄しないとのことが正確である。アメリカ式のサイホンゼット式排水でも、ヨーロッパ式のウォッ シュダウン式排水でも、特定の瞬間に手のひらの中に水を注ぎ、水を流す時間はほんの数秒で重要な役割を果たすが、タンクからゆっくり水を流すのは近年のデ ザイン方針から見ると無駄なことである。
節水機能を否定された場合、手洗付き/止水栓付タンクの存在意義もなくなる、原設計はタンクの位置 は便座の後ろに設置されるから不便である。もう一つの設計は、タンクを移動し、ホースを通って水を流したら、水流が遅くなり、便座の洗浄機能が低下する… など、とにかく、そんな昭和時代の設計は除去となる。