EC物流とは

EC物流、英語はElectronic Commerce Physical Distributionと言う。

その中に、ECはElectronic Commerceの略称で、電子商取引を意味する。コンピューター通信、インターネット等、電子的なルートを経由した情報交換によって成り立つ。よく使われるオンラインショップ（通販）、オークションも属する。有名な例として、AMAZON.COM、楽天市場があります。商品の分野はよく見られる書籍、衣料、CD、DVDだけではなく、食料、家具、自動車等も有り、多岐に渡る。サービスのような物質ではない取引も、その範囲内にある。

タイトルとなるEC物流とは、電子商取引における物的流通である。同じく電子的なルートを経由したもので、実質な内容は依頼人の指示で商品の仕入れを始め、出荷までの保存、管理を一括する（仕入れ、整理、保管環境整備、ピッキング、梱包、出荷）。その中に、商店ではなく、EC物流業者の倉庫、人力を使うのは特徴。オンラインショップを利用する人口の割合が日々増大して行く今では、EC物流の重要さも同じように増えていくであろう。

オンラインショップでの客が商店、販売者に対する評価ページを見ると、商品自体のコメントはともかく、注文の処理速度、運輸状況という物流に対するコメントもかなりの割合を占める事が判る。物流を重視しながら、商店自身の倉庫を使わずに済むので、低コストになるのは、EC物流を利用する大きなメリットである。更に、低コストが商品の価格に反映し安くなり、購買者にもメリットがある優れものと言える。