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3月 22, 2013

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ユニットバス

ユニットバスの基礎知識

ユニットバスの知識なんて普通はないですよね。 何気に使っていることと思いますからね。ユニットバスとは、最初から天井、床、壁、浴槽などあらかじめ成型されていて現場に搬入後組み立てる浴室の事を指しています。ユニットバスは、在来工法(タイルを一枚一枚貼って作る)の浴室と比べて短時間での施行を可能にしました。
その上、階下への水漏れのリスクが非常に少ないことから、マンション、ホテル、戸建て住宅、など様々な建築物に用いられています。
最近では、サイズもオプションも豊富にあり自由に選ぶ事ができるため「システムバス」とも呼ばれるようになっています。
また、ワンルームマンションのようにトイレや浴室を独立させて設置できるスペースがない場合には、トイレ、洗面台を浴室内に設置できるユニットバスもあります。トイレ、洗面台、浴室一体型を3点ユニットと言います。
デザイナーで建築家のバックミンスター・フラー(Richard Buckminster Fuller)が金属製の浴室ユニット『ダイマキシオンバスユニット』が類似品として特許出願しましたが、アメリカではほとんど普及しなかったそうです。現在日本で普及しているユニットバスは、日本で開発された日本生まれです。

東京オリンピックの頃、ホテルニューオータニでは急ピッチで建設が進められていました。その際、内装工事をできる限り省力化させるために考案化されたものがユニットバスなのです。
ユニットバス導入以前は、バス・トイレの施行は1部屋1ヶ月を要していましたが、ユニットバスの考案に伴い設置するだけですのでわずか数時間に短縮されたと言う事です。

ユニットバスは、batymoduleという英語です。 ユニットバス、システムバスなどの言葉は共に和製英語です。

ユニットバスの選び方

新築や改装をお考えの方でユニットバスを選ぼうとしている方は、まずショールームなどに行きますよね。
その後家族会議などで話し合いをします。家族構成によってはユニットバスのサイズやオプションなどニーズが異なりますが、長く使う物なので将来のことも見越して選ぶようにした方がいいと思います。ユニットバスを選ぶ場合には、その機能も調べてみましょう。
予算の関係上色んなオプションをつけるのは難しいかもしれませんが機能を調べて優先順位を考えるのがよいでしょう。
快適さを重視するか、衛生面を重視するか、介護面を重視するか、安全性を重視するかなど生活パターンによっても違ってきます。
家族みんなが将来的にも納得できるものにしましょう。ユニットバスには大きさやデザインなどいろいろな種類のものがあります。ショールーム等で座ったり触ったりして体験することが出来ますので体験しながら話しを聞いてじっくり選びましょう。
高齢者やお子様がいるご家庭では浅い浴槽がよかったりしますし、今は大丈夫と思っていても若い人もいつかは年はとるので、長い眼で見て判断をするようにしましょう。また、壁や床の色、材質などもきめなければいけません。それによってユニットバスの場合特にバスルームのイメージは全然かわってきます。シンプルでもよし、豪華でもよし、色々ありますのでこれもショールームなどで色々見てアドバイザーなどからもアドバイスを得て参考にしてみてくださいね。

また、最近のユニットバスにはドアの形や鏡や取っ手など小物類も沢山あります。欲を出さずに使いやすさなどから選んで必要なもので不便にならないものを選びましょう。家族構成や生活パターンなどもじっくり考慮した方がいいと思います。

ユニットバスの寿命

ユニットバスの交換時期(寿命)ってあるのだろうか?と疑問に思っている方も多いと思います。ユニットバスの寿命の判断は非常に難しいと思います。目で見える欠陥(例えば、防水パンに穴が開いてしまって水漏れしてしまう)などがあればすぐ変えなければいけないと判断できます。気分的に壁の汚れとか、水垢、カビなどで入ること自体が気持ち悪いと感じるような状況なども交換時期と言えるかもしれません。でも普通に使っている場合ですと15~20年位は問題なく使い続けることができると思います。
解体業者の方のお話を聞く限りですと、汚れさえ我慢していただければ充分使えるのにというユニットバスはいっぱいあるということでした。ユニットバスの交換は、洗面側の1面を壊す事ができれば基本的には交換は簡単にできるそうです。外壁は壊さなくても大丈夫だそうですから安心ですね。
ただ、壊した場合はその壁の仕上げの補修と床の補修が必要になってくるかと思います。ユニットバスを長持ちさせる方法なのですが、最近のメーカーさんの物は抗菌をうたったりしている場合が多いです。その様な場合でも、使っている人の心構えも大切だと思います。浴室内の乾燥を常に心がけたりとか、お風呂から出るときに壁一面にお湯をかけるとか、換気扇をできるだけ長くつけて浴室を乾燥させるとか方法は結構あると思います。

ユニットバスの交換には、解体から完成まで大体5日間あればできると思いますがケースバイケースですので業者さんにお問合せください。
ユニットバスでもグレードが高いものになるとタイル貼りだったりするので交換するのにも期間やお金が通常よりかかったりするかもしれません。

交換は簡単ですが、交換しなくても長く利用できるのがユニットバスです。
毎日綺麗に利用する。 掃除を心がける。 思い切って業者を利用して大掃除をする。

そのような心がけでも長く利用できるのではないでしょうか。

ユニットバスのリフォーム時期

ユニットバスは、以前までのサイズでは0.75坪程度のものが多かったのですが、最近では広いお風呂を希望する方も多い為か広めのものも多くなっています。
購入者も大体1坪から1.5坪程度を希望している家が増えてきています。リフォーム会社を選ぶ際に機能設備を色々提案してくれるところを選んだり、既存のタイル張りの浴室からユニットバスに変更希望するなど数社から見積もりを取っている方もいるようす。お風呂をリラクゼーションスペースとして、疲れを癒す場所として重視していることがうかがえると思います。
ただ、リフォームするには適した時期というのが重要だと思います。その時期というのはだいたい箇所によって違います。・内装の壁紙クロスの場合、5年~15年・タイル張りの外壁の場合、10~15年位
・吹付塗装外壁の場合、10~15年
・カラーベスト屋根の場合、10~15年

・キッチンの場合、15~20年

ユニットバスの場合、20~30年
・在来工法浴室の場合、20~30年

上記の年数はあくまでも目安ですので使用頻度によって期間は前後します。

おおむね10~15年ほどでリフォーム時期かな~?というところになってきますので、前もって予算的にも予定を組んでおけば良いと思います。その方がリフォーム料金などの用意ができますからね。
せっかくユニットバスリフォームしてキレイにしたとしても、壁をリフォームしないままにしておきますと知らないうちに家自体の寿命も縮めてしまう可能性があります。

リフォームする際は、価格はもちろん大事ですが悪質な業者も増えています。
しっかりした業者を選んでいただきたいと思います。

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